FRACTUS、創刊。
- FRACTUS 編集部

- 2025年2月3日
- 読了時間: 2分
2025年2月3日
二十四節気 「立春」
新しき 年の初めの 初春の
今日降る雪の いや重け吉事
新しい年のはじめに、豊かな実りをもたらす縁起のよい雪見の朝を迎えた二重の喜びを朗らかに詠み上げた、良年への祈願が満ちた一首です。
立春の日、日本の伝統文化・建築・工芸分野の美術出版「月虹舎文庫」では、この度新しいWebマガジンをリリースします。
タイトルは「FRACTUS」。

世界をかたちづくる自然界の法則「フラクタル幾何学」の語源となった言葉です。
リアス式海岸や、山の稜線、雪の結晶、樹木の分枝だけでなく、人体の血管や細胞も、フラクタル構造を持っています。
日本に古くから伝わる陰陽のシンボルマークも、正倉院御物の唐花文様も、曼陀羅も、皆フラクタル。
個の中に全があり、全の中に個がひそむ。
一対で完全となる。
世界との調和の中で、私たちは生きているのです。
「FRACTUS」は、人々が生きる上で不可欠な6つの要素を「六識」
游=巡る。
住=暮らし、
食=食し、
職=仕事し、
衣=装い、
祀=祈る。
と捉え、奇跡の循環数「142857」に陰陽五行の生数・成数の意味をなぞらえて、コンセプトメイキングをしています。
6は陰陽五行で自然を表す数字。大地の熱が冷えて固まる際にできる柱状節理や蜂の巣のハニカム構造など、あらゆる安定した物質に見られる構造で、一辺に接する六角から無限に空間が広がります。

「六識」、すなわち生きた智慧法則を司るのは、
1(水|生)=はじまり、
4(木|生)=安定し、
2(火|生)=つながり、
8(金|成)=無限に、
5(土|生)=結びつく、
7(火|成)=人間の在り方。
人間の本質は「想」。
想うことから全てがはじまります。
「FRACTUS」は、この「六識」をコンセプトに二十四節気を巡り風土記を紐解く、旅するWebマガジンです。
風土に根差し大地と調和しながら、連綿と紡がれてきた、人々の営み。
ものごとの興隆と終息を呼吸のように繰り返し、幾星霜を越えて循環してきました。
FRACTUSでは、いつしか埋もれてしまったものごとの本質を取材し、丁寧に紐解いていきます。
心がうるおう、体がよろこぶ、暮らしに光をもたらすものを。
伝統文化に宿る精神を尋ね、型のみが伝わる美しいものの本義を探し、風土記を旅しつつ。
FRACTUS
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